■グリーン住宅ポイント制度とは?
新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ経済の回復を図るため、一定の性能を有する住宅を取得する者等に対して、「新たな日常」及び「防災」に対応した追加工事や様々な商品と交換できるポイントを発行する国土交通省の制度です。新築住宅の建築・購入、既存住宅の購入、リフォーム、賃貸住宅の建築の4種類が対象です。
※このページでは主にリフォームについての内容を記載しています。
■主な要件と発行ポイント
●もらえる人
→住宅をリフォームする所有者等
●主な要件
→所有者等が施工者に発注(工事請負契約)して実施したリフォームであること
→令和2年12月15日~令和3年10月31日の間に工事請負契約した省エネリフォーム等であること
●もらえるポイント
→リフォームの内容に応じたポイントの合計(上限30万ポイント/戸)
※ただし以下の場合は上限を引き上げ
〇若者世帯(※1)・子育て世帯(※2)
→自ら居住する住宅をリフォームする場合・・・45万ポイント/戸
→既存住宅を購入しリフォームする場合(※3)・・・60万ポイント/戸
〇若者世帯・子育て世帯以外の世帯
→安心R住宅を購入する場合・・・45万ポイント/戸
※1・・・令和2年12月15日時点で40歳未満の世帯
※2・・・令和2年12月15日時点で18歳未満の子を有する世帯、又はポイント発行申請時点で18歳未満の子を有する世帯
※3・・・自ら居住することを目的に購入した住宅(令和2年12月15日以降に売買契約(契約額が 税込100 万円以上)を締結したもの)で、売買契約締結後3ヶ月以内にリフォーム工事の請負契約を締結する場合
■ポイント発行対象工事とポイント
発行ポイントは、①~⑦のポイント数の合計となります。(上限額まで)ただし、①~③はいずれか必須で、④~⑦だけではポイントは発行されないので注意が必要です。
※エコ住宅設備例
■ポイントの利用方法
ポイントは以下の商品などと交換が可能です。なお、前回の次世代住宅ポイントと異なり、今回は工事費への充当も一部可能となりました。 ただし、工事費へのポイント充当は「新たな日常」に資するなどの追加工事のみ可能となっており、それ以外のリフォーム工事への充当はできませんのでご注意ください。
■申請方法
手続きの基本的な流れは、工事完了後にポイント発行申請をし、ポイント交付後にポイント交換申請をするだけです。なお、1,000 万円(税込)以上のリフォーム工事については、工事完了前であっても、必要な書類が整い次第、ポイント発行申請を行うことができます。その場合は、工事完了後に完了報告の提出が必要です。完了報告書類が提出されない場合には取得したポイント相当分の返還が必要になりますので注意しましょう。
原則、ポイント発行申請はリフォーム工事の発注者が行いますが、エムリングでは面倒な申請関係はすべて無料でエムリングが行いますので、安心してご相談ください。
■補足と注意点
●1申請あたり5万ポイント未満の場合、ポイント発行申請はできません。
●ポイント発行申請期限も令和3年10月31日までとなっています。必要書類等の準備に時間を要するため、遅くても9月中には工事が終わっている必要があります。
●本体のリフォーム工事費への充当はできません。ポイントを工事費に充当(交換)できるのは「新たな日常」や「防災」に資する追加工事のみとなっています。また、商品券への交換や現金化もできません。
●ポイント発行申請期限は遅くとも令和3年10月31日までとなっていますが、予算の執行状況に応じて前倒しで締め切られる可能性があります。
対象設備の詳しい内容や気になることなど、どんなことでもお気軽にエムリングにご相談ください。お問い合わせはお電話(099-218-8005)か、お問い合わせフォームよりお願いいたします。